2008年01月31日

大人の投資入門―真剣に将来を考える人だけに教える「自力年金運用法」 |北村 慶

大人の投資入門―真剣に将来を考える人だけに教える「自力年金運用法」大人の投資入門―真剣に将来を考える人だけに教える「自力年金運用法」
北村 慶
PHP研究所 刊
発売日 2008-01-12



具体的な実践法をも記した、私的年金形成のための手引き 2008-01-21
著者の北村慶氏は、2006年4月に「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント」という、株式のトレーディングに代表される短期の取引を「真の資産形成」には向いていない方法として批判し、資産配分を第一重点として年金不安に対処できる資産形成を行うべきという書籍を刊行するなど、長期的視点を念頭に置いた資産運用法を研究し、説いているビジネス本作家です。



この本は上記の「貧乏人〜」の改訂や補記を兼ねた内容ともいえるべきもので、まず序章で積立を活用した投資法がタイミングを計る投資法に劣らないことがあるということを示した後、第1章で現行の年金制度だけだとどれだけ老後資金が不足するのだろうかという検証をし、そして第2・3章で、その年金原資が日本および世界においてどのような仕組・資産配分にて運用されているかを説明し、第4章以降に本題として、では公的年金を補完する形でどのような「私的年金造り」(老後のための資産形成)をすればよいかを指し示す・・・という構成になっています。



前書に比べると、第5章で読者へ「どの投資信託を活用すればよいか」を具体的に示しているなど、実践面を考慮した多くの情報が含まれており、評価出来るものだと思いました。



公的年金と私的年金ではその仕組が根本的に異なるのに、資産配分を単純に合算して考えてしまう所や、日本と世界の配分比率を「筆者の思い」に基づいて均等にしてしまう所など、内容に疑問符がつく所ももちろんいろいろありましたが、全般的には投資関連書籍の中では上出来のものだと感じています。


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posted by oktkc at 14:00| 投資関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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